プロポリスの名産地とは

プロポリスは多くの国で作られていますが良質のプロポリスはといえばブラジル産のものといってもいいでしょう。
まずすべてのミツバチがプロポリスを作るわけではなくセイヨウミツバチと呼ばれる種類のミツバチだけが作るのですが、ブラジルに放ったセイヨウミツバチはアマゾンの過酷な自然環境に馴染むことが出来ない…かと思われました。
しかしセイヨウミツバチと現地のアフリカミツバチの交配種であるアフリカ蜂化ミツバチが新しく生まれたのです。
アフリカ蜂化ミツバチは普通のセイヨウミツバチよりも行動範囲が広く、蜂蜜を集めることは少ないものの、プロポリスを集めるミツバチになっており、しかも周りはアマゾンの大自然にあふれ、プロポリスの原料にもとても質のよいものに溢れ返っています。

ブラジルは亜熱帯の気候帯に属し、ミツバチの巣の中の温度は35℃にも達する厳しい環境になります。
そんな環境に適する巣を作るために集めたプロポリスであり、プロポリスの中でも最高ランクといわれているアレクリンが豊富なプロポリスの原料となるユーカリ、アレクリン、カビンシンギなどの自生がとても多いということが、高品質なプロポリスができる要因となっているのです。
ユーカリはもともとその他の外敵から身を守るために葉に毒性のあるものを含んでいるのですが、ミツバチはこうしたブラジルの苛酷な環境で育ったユーカリの木などの樹液に自分の分泌液を混ぜてプロポリスを作りだせることから、ブラジルのプロポリスは一目置かれているといってもいいでしょう。

また世界において注目を集めているグリーンプロポリスはブラジルのミナス・ジェライス州で生産されています。
名前の通りに見た目も緑色をしており、最高の品質を誇っています。
その広大な自然は農薬や化学物質などを一切使用しない樹木であり、そのような大自然の中でミツバチが集めたという点もブラジル産のプロポリスが安全で効能豊かといわれる所以でしょう。

↓品質の安定したプロポリス